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今週も、回答の代わりに「よくある疑問」を更新します。
今回は「親御さん編」です。親御さんの疑問に対して答えてみます。
こんな感じのご質問も、随時受け付けております。



Q.発達障害のある子供の育児で疲れてしまいました。愚痴を言いたくなる私は悪い親ですか?

A.いいえ。悪い親なわけないじゃないですか。
疲れるほど真剣に、僕の後輩と向き合ってくださって、ありがとうございます。僕の母も、僕を育てるのはとても大変だったと言っています。

愚痴を言いたくなったら、誰かに聞いてもらってください。大変ならば、誰かに助けを求めてください。

周りに聞いてくれる人がいなければ、療育センターや発達障害者支援センターなどもあります。職員さんは、お子さん本人だけではなく、親御さんの力になってくれます。
親御さんだけで抱え込まなくたって、あなたは充分、素晴らしい親御さんですよ。



Q.子供が目を合わせてくれなくて寂しいです。こんなこと相談したら怒られますか?

A.まともな職員さんなら、怒らないはずです。
僕は仕事をしながら、週末はデイサービスでお世話になっています。そこの職員さんは、何を話しても、理解しようとしてくれます。
そして僕にも、「目が合わなくて寂しい」という気持ちは理解できます。それが、定型発達流のコミュニケーションなんですから。
定型発達の親御さんが寂しいと感じるのは、自然な感情です。つらいですね。それは責められるようなことではありません。

「間違った感情」などこの世に存在しないと、僕は思います。
あるのは「間違った行動」です。寂しくてつらくてお子さんに当り散らすならば、それは間違った行動でしょう。しかし、寂しくてつらくて誰かに助けを求めるなら、間違った行動ではありません。
是非とも、相談してみてください。



Q.子供には、みんなと同じようになってほしいです。この願いは間違ってますか?

A.願いを持つことは間違いではありません。ただ、他の道にも目を向けてみていただきたいと思います。

親が子供に「平凡な幸せ」「普通の幸せ」を願うことは、自然なことだと思います。しかし、ときにはその思いが子供を苦しめることもあります。

普通に就職して、普通に結婚して、幸せを噛み締めている親御さん。あなたのその思いは、素敵です。
子供が同じ道を歩まなくても、あなたの幸せは、輝きを失ったりしません。大丈夫です。

お子さんがあなたと同じように育たなくても、お子さんはお子さんだけの、オリジナルの幸せを掴むことでしょう。
僕は、そう思います。
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今週はコメントが無かったので、「よくある疑問」カテゴリを作成しました。
質問とは少し違うかもしれませんが、巷にあふれる疑問に対して、僕の視点で答えを書いていきます。
よろしくお願いします。


Q. 発達障害は治りませんか?

A. 病気ではないので、治す必要はありません。
発達障害とは生まれつきの脳のタイプのうちの一つであると、僕は思っています。それもけっこう珍しいほう、少数派のほう、ということですね。
「発達障害は治らない?」と聞くのは「この血液型は治らない?」と聞くようなものです。
治る治らないではなく、それによって本人がどんなことで困っているのか、どういう手助けが必要か、を考えてあげてください。

Q. 発達障害者は就職できないんですか?

A. その人の能力や関心を活かせる職場、その人の良さに気づいてくれる職場があれば、就職できます。
そのへんは定型発達の人と同じだと思います。発達障害があっても社長やってる人もいますよ。
お子さんに発達障害がある場合も、定型発達の子と同様に、夢が持てるように、夢を目指せるようにしてあげることが大切です。
成人の発達障害者の就労が大変だと言われているのは、大人になるまで何の支援も受けられなかった人が多いからではないでしょうか。
まずは親御さんや先生方が、お子さんの未来に希望を持ってください。

Q. 子供が発達障害なのは親のせいですか?

A. 親のせいではありません。
発達障害は後天的になるものではありませんし、母体の健康状態などによるものでもないですし。
というか、「××のせい」なんて言うと、発達障害が何か悪いものみたいで、しっくり来ませんね。
僕には発達障害がありますが、生まれてきてよかったと思っています。
発達障害のない子供が生まれてきたとしたら、それは僕ではありませんから。

科学の本か何かで読んだんですが、「生物多様性」というものがあります。
人間は、哺乳類の一種であり、性別のある有性生殖の生き物です。
これは、色々な特徴を持った生物がいたほうが、その集団が強くなるからです。
もし人間に多様性が必要ないのであれば、細胞分裂みたいに全く同じ人間を増やしたほうがいいですね。
しかし、人間は有性生殖なので、色々な人がいたほうがいいということです。
つまり、僕らがこの世に生まれてくるのは必然であり、必要なことであると言えます。

お子さんが発達障害であることは、少しも悪いことではありませんよ。
僕は、夢を応援してくれる両親や、認めてくれる上司や仲間がいて幸せです。
生まれてきてよかったと、僕は思っています。
大事なことなので二回言いました(笑)
後輩たちも、そう思ってくれるといいなあと思います。
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